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宮城県

2019年11月29日(金)
東日本大震災復興応援農産物 試食PR会 宮城県開催

青果物の生産量は、
概ね震災前の水準に回復

宮城県は、震災復興計画にそって様々な取り組みを行い、農林業は次世代型園芸施設の整備が進み、生産は順調に拡大、震災前の水準に概ね回復しつつあると、この日発表されました。

29日(金)の朝は、11月下旬とはいえ気温2度という寒さ。
そんな中、フレッシュ・ラボの前には宮城県から特産品の「曲がりねぎ」「せり」「春菊」「ゆき菜」「ちぢみほうれん草」「きゅうり」などが並べられました。まさにこれからが旬。
試食に「曲がりねぎスープ」、「ゆき菜のおひたし」、「せりのナムル」などが振る舞われ、いらっしゃい、いらっしゃいというJA職員の声に誘われ、試食テーブルの前は大勢の市場関係者で賑わいました。

試食した仲卸の方々からは「お野菜に甘みがあって美味しかった」「体が温まったね」といった声があちこちから聞こえてきました。

本年度は復興の最終仕上げ、
未来への礎づくり

6時から始まったセレモニーでは、宮城県の代表者が、JA全農みやぎの皆さんらとご挨拶なさいました。

「先日は台風19号によって、宮城県でも大きな被害を受けましたが、全国からの温かいご支援を頂戴しました。東日本大震災の復旧、復興ご支援と合わせ、この場をお借りして、御礼申し上げます。
わが県が掲げる創造的な復興は、着実に進んでおります。農業分野でもいちごの大規模園芸、トマトやパプリカの次世代型園芸施設が整備され、その生産は順調に拡大しております。水田を利用した露地栽培、特にねぎの生産も拡大し、概ね震災被害前の水準に戻りつつあります。


今年度は復興計画の発展期2年目にあたり、復興へ向けた最終仕上げ、未来に向けた礎づくりに力を注いでいるところです。
これから旬を迎える宮城県産の野菜をご試食いただき、おいしさを味わって、ご愛顧をよろしくお願いいたします」

市場関係者には、ゆき菜入りのトートバッグがお土産で配られました。

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