
日本の中核市場、豊洲市場から、
新しい発想による青果物流通の構築をしてまいります。
代表取締役社長
鈴木 敏行
日本の青果物流通構造は大きく変化しています。
少子高齢化によって消費量の減少や多様な消費形態が生まれ、専門小売店の減少、
生産者の高齢化、地域JAの統合など産地構造の変化、さらに行政は卸売市場法の
改正や農業改革などを進展させています。
こうした中で、最先端設備を整えた総合市場、豊洲市場が誕生しました。
これからの時代をリードする日本の中核市場です。
私たちは、この市場で唯一の青果卸売会社となります。
卸売市場が果たす役割は大きいものがあり、日本の流通構造の中では今後も
必要不可欠なものと考えています。
私たちは搬入から搬出まで定温管理の中で対応できるこの市場施設の特性を最大化する
とともに、長年築地市場で培ってきた産地との絆や、商品の目利き力を生かし、鮮度管理に
敏感な品目を強化、豊洲市場独自の品揃えを進め、他市場にはない強みを発揮してまいります。
また独自の物流ネットワーク、消費者のニーズに応えるしくみの構築、IoTを活用した流通
システムなど、新しい発想をもって革新的な青果物流通の構築に取り組んでまいります。
この先、千客万来施設の建設が予定されており、豊洲市場は食のテーマパークに発展して
いきます。青果物の流通動向、食の消費動向、トレンドの変化をとらえながら、しっかりと
豊洲ブランドを築いてまいります。
皆様のご支援とご協力を心からお願い申し上げます。