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2025年6月14日(土)

GI「東根さくらんぼ」
品評会・競売

本日は、GI「東根さくらんぼ」品評会・競売が開催されました。
山形県東根市は、全国生産量の約7割を誇る「さくらんぼ王国」です。
特に、昼夜の寒暖差が大きく、恵まれた日照時間と
少ない降雨は、さくらんぼの栽培に非常に適しています。
平成29年4月21日には、一定の栽培基準や出荷基準を満たした高品質なさくらんぼが、
地域ブランド産品「東根さくらんぼ」 「HIGASHINE CHERRY」として、
農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。

本日は、「東根さくらんぼ」の品評会で選出された品物の競売とさくらんぼの配布が行われました。

産地を代表して 東根市農業協同組合 代表理事組合長 松浦洋二様のご挨拶です。

「みなさん、おはようございます。朝の大変お忙しい中、このようにたくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございます。また常日頃より、山形県東根市のさくらんぼをはじめとした果物をお取り扱いいただき、本当にありがとうございます。
今年のさくらんぼは、昨年より収穫時期が遅れています。みなさんにご迷惑をおかけしていますが、今週から生産者が、頑張って収穫していますので、よろしくお願いしたいと思います。
また、いろいろなニュース番組等にも取り上げていただいていますが、さくらんぼ『佐藤錦』が今年は少し着果が少ないということもあり、そんな中、地元のテレビ局だけではなく、全国放送にも流れて、さくらんぼに対する消費者の皆様の期待を改めて感じております。生産者、昨年の二の舞になりたくないということで、一生懸命高温対策等もやっております。シティ青果にたくさん届けて東京都民の方にも食べていただきたいと思っております。ぜひ、よろしくお願いいたします。
今年は、山形県にさくらんぼ/ラ・フランスの苗木が入ってきて150年という節目の年です。そのため、私たちも素晴らしいさくらんぼができたらと思っております。
昨日、GI「東根さくらんぼ」の品評会を行いまして、ご覧のように素晴らしい粒揃いのさくらんぼを今日お持ちしています。『高値でセリ落としていただきたい』そんな生産者の声をみなさんに届けたいと思います。本日のセリ、よろしくお願いしたいと思います。また、今年1年、東根の果物をよろしくお願いいたします。」

続いて、前日に東根市で開催された品評会で選出された「東根さくらんぼ」の競売が行われました。パック詰めの部・最優秀賞一席は、なんと150万円という高値で競り落とされました。会場は大きな盛り上がりを見せ、注目の一幕となりました。また、セリ落とされたさくらんぼを一目見ようと、写真を撮る人の姿がたくさん見られました。

お集まりいただいた皆様には、パック詰めされた「佐藤錦」が配布されました。
「佐藤錦」は東根市発祥で見た目・味わいともに最高品種といわれ、その特徴は、甘さと酸味のバランスが絶妙で、種が小さく食べやすい点にあります。美しい紅色の果皮は、まるで宝石のようです。

本日は、早朝より誠にありがとうございました!

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