産地トップセールス

2024年4月2日(火)

JA常総ひかり
白菜トップセールス

JA常総ひかりは茨城県の常総市、下妻市、八千代町の
2市1町にまたがる広域のJAです。
当豊洲市場には年間を通じて様々出荷をいただいています。
本日試食のある春白菜は出荷最盛期を迎えています。

本日はJA常総ひかりのPR大使にも応援に駆けつけていただきました。

産地を代表して初めにJA常総ひかり 代表理事組合長 堤 隆様のご挨拶です。
「コロナ禍以降ようやくトップセールスができるということで大変うれしく思っております。本日ご用意させていただきました『無限白菜』ですが、新たな食べ方として簡単かつサラダ感覚で食べていただけるということを奨励しております。ごま油と柑橘系の風味が食欲を搔き立て、無限に食べられるということからユニークな名前を付けさせていただいております。
青果物生産の現場においては、異常気象の影響により生産が年々厳しくなってきているのが現状でございます。また、世界情勢の変化によります生産資材価格が上昇し、経営をゆるがす危機的な状況になっております。産地の責務として消費者に安心・安全な青果物を安定供給するという義務があると思います。そのためには産地の農業経営が健全でなければなりません。JAグループが一丸となって再生産可能な適正価格の理解をしていただく運動を行っております。市場関係者、仲卸の皆様方にはその点のご理解とご協力をお願いいたします。本日は朝早くから産地の想いを野菜とともに届けに参りました。皆様よろしくお願いいたします。」

続きましてJA常総ひかり 園芸部会 連絡協議会 会長 猪瀬 義明様のご挨拶です。
「JA常総ひかりは茨城県の西部に位置する園芸地帯です。豊洲市場まで車で1時間ちょっとで来れました。大消費地の東京に近い産地です。安心・安全はもとより新鮮で立派な野菜を届けるのが私たちの責務と日頃より考えておりますが、産地では厳しい状況が続いております。生産資材の高騰により、継続していくためには再生産価格を確保することが必要な条件です。消費者にご理解いただくためにもそれぞれ立場は違いますが、産地・市場・仲卸が一体となって協力していくことが日本の食糧を支えていくことにつながると思います。
試食PRとしまして今が旬の春白菜をご用意させていただきました。白菜は和・洋・中どんな料理にも合う野菜です。常総ひかりの大地で育った野菜、果実を生産者共々末永くご愛顧いただきますようお願い申し上げます。」

お集まりいただいた市場関係者の方々にはサラダ感覚で食べられる「無限白菜」の試食が配られました。
柑橘の風味が効いていてさっぱりした味わいでした。

また、常総ひかりの青果物を使ったタワーの野菜もプレゼントということで、争奪戦が起こるほど好評でした。

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