産地トップセールス

2023年2月4日(土)

JAふじ伊豆トップセールス

卸売場フレッシュラボ前にて、JAふじ伊豆産青果物のトップセールスが行われました。
JAふじ伊豆は、2022年4月1日に静岡県東部の8つの農協が合併してできた新しい農協です。
先週から出荷の始まった、毎年大人気の寿太郎みかんを始め、野菜から果実まで様々な特産品を展示して頂きました。

寿太郎みかんは、静岡県東部を代表する「西浦みかん」の中でも1975年(昭和50年)に沼津市の山田壽太郎氏が「青島温州」の枝変わりとして発見したものです。
糖度の高さ、酸味と甘みのバランス、濃厚な風味が自慢で、12月に収穫し、貯蔵庫で1ヶ月~2ヶ月のあいだ熟成させ、甘さを引き出した高糖度の本格貯蔵みかんで、出荷は毎年2月初めから3月中旬頃になります。現在では、沼津市のみかん栽培面積の5割を占めるまでに拡大し高値で取り引きされ、高級みかんとして出荷されています。

以下、関係者の方々にご挨拶頂きました。

富士伊豆農業協同組合 
会長 鈴木 道也 様

おはようございます。早朝よりお集まりいただき本当にありがとうございます。今日は東京シティ青果さんのご理解のもと、日本の物流の拠点である豊洲市場で本年度の寿太郎みかんの販売決起会が開くことができ、本当にうれしい限りでございます。ありがとうございます。また、わが郷土の代表である農林水産省の勝俣副大臣においでいただきまして、誠にありがとうございます。先程紹介もありましたように、私どもは昨年の4月1日に静岡県東部の8つの農協が大同団結して発足したJAふじ伊豆でございます。ここには寿太郎みかんをはじめ、前に並んでいる通り、大変バラエティに富んだ素晴らしい特産品がございます。是非皆様方にもご愛顧いただきまして、販売促進が出来ますようお願いしたいと思います。今後ともぜひよろしくお願い申しあげます。本日はどうもありがとうございました。

西浦柑橘出荷部会 
部会長 矢岸 正敏 様

おはようございます。日頃寿太郎みかんをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。今年は寿太郎みかん表年でございまして、全体で2000t強の出荷を予定しております。今年は皆様のご愛顧に応えるために、日量90tをキープしていきたいと思っております。後でお配りするサンプルを食べて頂ければよくわかると思いますが、今年は非常に良い出来です。皆さんに喜んで食べて頂けると思いますので、よろしくお願いします。2月2日の初荷から順調に捌けております。皆さんのご愛顧のおかげで安定した値段で売れている事を心から感謝申し上げます。このまま生産が続きますので、ぜひ未来に向かってこのご愛顧が続くようによろしくお願いいたします。どうもありがとうございます。

農林水産省 
副大臣 勝俣 孝明 様

皆さんおはようございます。今日はJAふじ伊豆の皆さん方、まさにこの寿太郎みかんを中心とした青果物宣伝会が盛大に開催されましたことを心からお慶び申し上げます。本当にありがとうございます。また市場関係者の皆様には、いつも私たちの地元の生産物をご愛顧いただいておりますことを心から感謝申し上げたいと思います。今日は地元の衆議院議員としても、そして農林水産副大臣としても来させていただきましたけれども、本当に国内外から高い評価を得ているのがこの国内の青果物であります。先程関係者の方ともお話をさせて頂きましたが、コロナ禍で皆さん大変だった中で、だんだん活気が戻りつつあるというお話を聞きました。これからますますこの市場を活気づけていければと思っております。今日はここにズラッとJAふじ伊豆産の青果物が並んでおりますけれども、これから先、コロナをしっかりと乗り越えて消費拡大をしてもらいたい、そんな思いで皆さんやっていただきました。ぜひ今日は盛り上げて頂きたいと思います。農林水産省といたしましても、今日は青果物流の現場の声をしっかりと聞かせていただき、そして産地の取り組みをさらに応援出来ますよう、青果物の振興政策にしっかりと活かしてまいりたいという風に考えております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

ご挨拶後は、JAふじ伊豆の皆様による寿太郎みかんの配布が行われました。
貯蔵みかんという事でとても味が濃く、晩生品種として大トリを飾るのにピッタリのみかんでした。

トップセールス終了後、勝俣副大臣はじめJAふじ伊豆代表者の皆様は2階の見学者デッキから卸売場内を視察され、その後会議室にて弊社取締役との意見交換会が執り行われました。

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