産地トップセールス
日本屈指!
2019年8月22日(木)「笛吹フェア シャインマスカット」開催
笛吹産ぶどう「シャインマスカット」の出荷増量期に向けて、消費者への販売拡大と量販店の売り場確保、笛吹産ブランドの確立を図るため、8月22日(木)にJAふえふきの組合長他役員と、山下笛吹市長他関係者が豊洲市場に来場、「笛吹フェア シャインマスカット」のトップセールスと販売試食会が行われました。
日本一の出荷量を誇る笛吹産のぶどう
山梨県のぶどう栽培の歴史は古く、1,200年前から栽培されていたと言われます。
この日のフェアの主役シャインマスカットは、高級フルーツの代名詞。
昭和63年に日本で誕生した新品種で、平成18年に品種として正式登録されました。
笛吹市では、8月29日(木)から11月10日(日)まで「ぶどうEXPO2019」を開催するそうです。
「ふじやまの彩(いろどり)」ブランドの、笛吹産シャインマスカットが、青果卸売場のフレッシュ・ラボ前に、美しく並べられました。山梨県のほぼ中央にある笛吹市は、肥沃な土地と昼夜の寒暖差が大きい気象条件を生かした果樹の一大生産地。ぶどう、桃の栽培面責、生産量、収穫量、出荷量でいずれも全国の市町村の中でトップクラスを誇ります。
ある仲卸の方は「光り輝いてる」と絶賛
この日の試食宣伝では、シャインマスカットの粒の試食のほか、7粒ほど入った「つぶつぶパック」を仲卸の皆さんにプレゼント。このほか会場ではパンフレットやうちわも配られました。
ある仲卸の方は、並べられたシャインマスカットを見て「光り輝いてる」と話し、試食した市場関係者からは「甘くて美味しい」「食味がいいね」などの声が聞かれました。
会場では「シャインマスカット試食なさいましたか?」と産地関係者が卸売場を歩き、積極的に試食PR。
山梨フルーツレディの方は、ターレに乗っている仲卸の方にもすすめていました。
シャインマスカットは魔法の一粒
試食が終了した6時半から、この日来場した産地関係者を代表して、山下笛吹市市長がご挨拶されました。
「皆さんおはようございます。本日は東京シティ青果さんのご協力をいただき、シャインマスカットの試食宣伝活動が行われますことを嬉しく、ご協力を感謝申し上げます。
先ほど試食で食べていただいた通り、今年も昨年に変わらぬ出来ばえのものができております。是非とも多くの皆さんに笛吹市のシャインマスカットをご提供いただければと思います。
先日、組合長とともにシンガポールに行ったとき、ある有名なスーパーで一房18,000円で売っておりました。我々にしてみれば、魔法の一粒です。黒ぶどう、赤ぶどうと3色揃えながらしっかり産地を守ってまいりますので、是非とも皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます」と話されました。
同行した笛吹市の職員の皆さんも紹介されました。
例年通り、美味しく仕上がっています
JAふえふきの職員の皆さんも、市場関係者に紹介されました。築地市場の頃からおつきあいのある仲卸の方と、親しくお話しされている方もいらっしゃいました。
続いてJAふえふきの小池代表理事組合長からご挨拶をいただきました。
「おはようございます。日頃より当組合で出荷されます、桃、ぶどう、すもも等をご愛顧いただきありがとうございます。
今年は昨年秋からの台風、何回かの災害により、桃につきましては出荷量が減り、大変ご迷惑をおかけしております。
まずは産地としてお詫び申し上げます。
ところがシャインマスカットにつきましては、厳しい気象条件を克服し、先ほどご試食いただいたように、例年通りの糖度、肉質、食味など美味しく仕上がっております。
出荷に際しましては、これからも品質管理に注意しながら、安全安心、美味しさを提供したいと思います。これからもシャインマスカットをよろしくお願いいたします」と話されました。
山梨フルーツレディも笑顔でPR
この日会場に華を添えたのが、令和元年の山梨フルーツレディの松本彩さん。
山梨フルーツレディは、山梨県の農畜産物を県内外でPRするため、6月に県内JAグループと山梨県農畜産物販売強化対策協議会から9人が委嘱されました。
皆さんは、一般公募ではなく、県内JA、各連合会から推薦された現役職員で、職場でのお仕事、PR活動の一人二役をこなします。
メンバーの中には果樹農家の方もおり、栽培の過程、特長などを熟知していることからPRにはもってこい。
この日も新宿の百貨店でフェアを行いました。
また8月5日には長崎山梨県知事、協議会の澤井会長らとともに官邸を訪問、安倍晋三首相に山梨県産フルーツを贈呈。安倍首相はシャインマスカットを食べ「大変ジューシーで美味しい」と笑顔を見せました。