産地トップセールス

健康な野菜は、健康な土から

2019年7月19日(金)JA福島さくら青果物トップセールス開催

いんげん、ピーマン、きゅうりの主力3品目を京浜市場に供給している、JA福島さくらのトップセールスが、管野代表理事組合長、田村市の本田市長、小野町の大和田町長らが出席して、7月19日(金)に行われました。昨年築地市場で行われた1年ぶりとなる今年のトップセールスは、豊洲市場での初開催となりました。

前日は、管内の首長が出席して意見交換会

この日のトップセールスの前日18日に、郡山、たむら、いわき、ふたば地区のJA福島さくらの役職員、管内市町の首長、農業普及所関係者が参加して、東京都内の会場で、京浜地区、福島、宮城、大阪の市場関係者と夏秋野菜の意見交換会、市場PR活動が行われました。またこの日は、主要市場7カ所を訪問、生産者と市場担当者との意見交換会も行われました。

管野組合長の「生産者の励みになる価格での取引をお願いしたい」との挨拶があり、市場関係者からは「天候に負けない青果物を作ってもらい、最後の一本まで出荷し所得アップに繋げてほしい」「品質のよい商品をシーズン通して出荷してほしい」などの意見が出されました。

豊洲市場で、初めての試食宣伝会

試食品は「いんげんのごま和え」「ピーマンの塩昆布和え」。早朝6時から試食が始まりました。それぞれ200食分準備され、仲卸など大勢の市場関係者に振る舞われました。

ピーマンの塩昆布和え

1年ぶりのJA福島さくらの試食宣伝会には、朝の販売準備の手を休め、たくさんの仲卸の皆さんやバイヤーの皆さんもつめかけ、用意された試食品に舌鼓を打ちました。管内のいんげん、きゅうり、ピーマンは関係者の間でも高い評価があります。

いんげんのごま和え

いんげん、きゅうり、ピーマン、緑の3シリーズ

管野啓二 代表理事組合長

6時15分から、フレッシュ・ラボの前で、代表者のご挨拶をいただきました。 JA福島さくらの管野代表理事組合長は、「昨年も大変お世話になり、高値で販売していただいた1年でした。今年もこのシーズンがやってまいりました。いんげん、きゅうり、ピーマンの緑の3シリーズのお買い上げをお願い申し上げます。また来年もこのようなご挨拶ができますよう、1年間お世話になります」と話されました。

本田仁一 田村市市長

続いて、田村市の本田市長は、「阿武隈洞の鍾乳洞とカブトムシで売っている福島県田村市です。今年もいんげん、ピーマン、きゅうりを持ち込ませていただきました。ぜひ消費者の皆様にご愛顧いただき、我々田村市の生産者の皆さんが、またいい物を作るという市場になりますよう、日頃の皆様の販売をお願い申し上げます」とご挨拶されました。

健康な体は健康な野菜から、健康な野菜は健康な土から

大和田昭 小野町町長

小野町から来場された大和田町長は、「毎年お世話になっております。今年は新しいところでできますことを嬉しく思っております。阿武隈高原の小野町からやってきました。生産者は一生懸命、消費者に喜ばれる野菜づくりに励んでおります。昨夜の意見交換会でも、安全安心、味がよく、見た目も良くて栄養があれば、高く販売していただけるということでした。今年は曇天が多く、生産者も苦しんでおりますが、健康な体は健康な野菜から、健康な野菜は健康な土から、ということで土壌改良に努めまして、ミネラル分の多い、栄養価の高いものを作っています」と話されました。

永山晋 三春町産業課課長

最後に三春町産業課の永山課長は、「いつもお世話になっており、ありがとうございます。私ども三春町ではピーマンに力を入れております。観光資源もたくさんありますが、農産物特に30年前からピーマンづくりに励んでおります。今日はどうかよろしくお願いいたします」
とご挨拶されました。

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