産地トップセールス
黄金の里から!
2019年7月4日(木) 岩手県JAいわて平泉トップセールス開催
JAいわて平泉の主力である夏秋野菜の出荷最盛期を迎え、7月4日(木)に豊洲市場の青果卸売場でトップセールスが開催されました。JAいわて平泉の佐藤鉱一代表理事組合長、勝部修一関市市長を始め、トマトやなすなどの各部会長が顔を揃え、盛大にPR活動が行われました。
用意した試食200皿は15分で完配
試食品として「なす」「ピーマン味噌添えのきゅうり」「カットトマト」「ミニトマト」が一皿に盛り付けられ、仲卸やバイヤーなど市場関係者に振る舞われました。ピーマン味噌はこの地方の名物で、甘みがあり、調味料としていろいろに使われます。
用意した試食200皿を6時から、佐藤組合長や勝部一関市長、「いわて純情むすめ」に選ばれた菊池さんらが配り、あっという間に終わりました。
この日は試食品とともに、平泉のオリジナルボールペンもプレゼント。
JAいわて平泉の組合長、一関市長がご挨拶
試食会が終わった6時15分から、まずJAいわて平泉の佐藤鉱一代表理事組合長がご挨拶されました。
「念願の豊洲市場にやってまいりました。東京シティ青果様、取引業者様、関係者の皆様には日頃から販売にご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。本年も夏秋野菜の本格的な販売の時期がやってきました。梅雨に入っていますが、これまで天候に恵まれ、野菜も順調に生育しています。管内は水と太陽に恵まれ、生産者が真心込めて育てた野菜は、今年は一層おいしく仕上がっています。本JAで進めている5品目をこれから本格的に供給していきます。令和の時代も、黄金の郷づくりをすすめ、行政との連携を軸に取り組みます」
続いて勝部修一関市長がご挨拶。市長は前夜に山梨から移動するという強行スケジュールとのこと。
「本日は豊洲市場で初の平泉、一関の夏秋野菜のトップセールスです。後ろにはそれぞれの生産部会長の皆さんが並んでおられますが、一度にこれだけのものを出荷できるような一関であります。一関市は東西に80kmの横長の地で、いろいろな野菜が育てられています。平泉、一関は隣り合わせの地、その距離は5、6キロです。JAの組織、様々な制度の目盛りを合わせて一緒に取り組んでやっています。このエリアをご贔屓いただきますようお願い申し上げます」
平泉町農林振興課長と部会長の皆さんもご挨拶
平泉町からは、町長の代理として、平泉町農林振興課の菅原幹成課長がご挨拶されました。
「本日は町長の予定があわず、私がまいりました。日頃から管内の青果の販売にご尽力いただき、心から御礼申し上げます。この豊洲は、築地より広く、全館閉鎖型の豊洲市場でPRできますことをうれしく思います。平泉は東北で初のユネスコ世界遺産、中尊寺金色堂があり、豊かな農地が広がっています。800年前に盛えた町ですが、年間200万人ほど訪れます。7割以上が山林、田畑、農地で自然豊かなところです。夏秋野菜は、生産者が真心込めて昼夜を問わず育てました。平泉ブランドの野菜をよろしくお願いいたします」
さらに各部会長がそれぞれ一言ずつご挨拶されました。
華を添えた「いわて純情むすめ」の菊池さん
JA全農いわてが、岩手県農畜産物のPR活動のために毎年選んでいる「いわて純情むすめ」。
平成元年に始まり、今年で31回目を迎えました。
「2019いわて純情むすめ」は5人選ばれ、6月26日に認定式が行われ、今日のトップセールスに来場した菊池彩女さんが代表して決意表明なさったそうです。その初仕事が、JAいわて平泉トップセールスとのこと。菊池さんのあふれる笑顔が場内を華やかにしていました。
コスチュームの赤とピンクは、「挑戦」と「エネルギッシュ」をイメージしているとのこと。来年の6月末までの約1年間約100回以上のPR活動を予定しているそうです。