産地トップセールス

夏の大地の恵み

2019年7月30日(火) 秋田県JA秋田おばこトップセールス開催

秋田県仙北平野の肥沃な大地を管内にする、JA秋田おばこのトップセールスが7月30日(火)、青果卸売場で行われました。平成10年に誕生したJA秋田おばこは、3月に第21回通常総代会が開かれ、新しい執行体制でスタート。日本の三大花火大会のひとつ「大曲花火大会」もこの管内で開催されます。

野菜の味を生かした>試食メニュー3品

7月28日に都内の量販店で、秋田おばこフェアを開催した後、30日に豊洲市場青果卸売場のフレッシュ・ラボ前でトップセールスが行われました。
前日から事前に会場を設営、この日に備えました。

秋田から前日に女性部の皆さんがかけつけ、この日の朝から試食品の調理を開始。メニューは「しいたけ焼き」「トマトスライスサラダ」「モロヘイヤのおひたし」の3品。いずれも野菜そのものの味を生かした美味しい試食品です。

市場関係者の皆さんも素材の味を堪能

試食品はそれぞれ100食分用意され、5時45分から仲卸や買参者など市場関係者に振る舞われました。素材の味がしっかりわかり、口にした皆さんは納得の表情。
わずかな時間ですべて終了しました。

このトップセールスには、試食品で使用した食材のほか、枝豆、ほうれん草、グリーンアスパラが展示され、本格的な夏に向け、最盛期を迎える野菜がPRされました。
JA秋田おばこは、安全安心のために、栽培管理や生産履歴の記帳が徹底されています。

小原副組合長、川井会長がご挨拶

小原圭介 代表理事副組合長

6時から、JA秋田おばこの小原圭介代表理事
副組合長がご登壇。

「 JA秋田おばこは誕生してからまだ20年ちょっと。
おばこ管内は東京都と同じ面積で、大変肥沃な大地で水に恵まれています。お米作りが盛んで、ご存知のあきたこまちを生産しています。園芸に取り組む農家さんも増えてきました。生産地としてはまだ若いのですが、品質、生産量、そして何より安心安全を追い求めて取り組んでいます。秋田おばこの生産物、青果物をこれからよろしくお願いいたします」とご挨拶されました。


続いて、JA秋田おばこの園芸振興連絡協議会の
川井信一会長がご挨拶。

「 JA秋田おばこの生産物をお買い上げいただき、本当にありがとうございます。真心こめて生産しています。品質には十分気をつけ、重点10品目をやっています。6月の出荷から、これから旬の枝豆など、季節ごとに旬のものを準備していますので、今後ともよろしくお願いいたします」と話されました。

川井信一 園芸振興連絡協議会会長

ミスフレッシュ秋田の伊藤さんもPR

小山田秀紀 枝豆部会会長

●ミスフレッシュ秋田は、秋田県産青果物の販売促進とPRするキャンペーンガールで、今年で第32代となります。今年も3人選ばれ、5月31日、秋田市で委嘱状交付式が行われ、伊藤京華さんが代表して決意表明をしました。

続いて、JA秋田おばこ枝豆部会の小山田秀紀会長がご挨拶されました。

「枝豆が全部売れてしまいました。大変申し訳ございません。今枝豆は旬の時期に入りました。10月中頃まで切間なく売ってまいります。品種は全部合わせますと30種類以上、多い時には40種類以上になります。いいものを作りますので、皆様から消費者の方々へ届けていただきたい」
とPRなさいました。

最後に、まさに秋田おばこのミスフレッシュ秋田の伊藤京華さんがご登壇。

「秋田の冬は厳しく、数ヶ月間雪に覆われた真っ白な季節となります。しかし奥羽山脈に積もるその雪こそが、夏の大地を潤す水となります。今年の夏は大消費地の東京や関東全域は記録的な曇天続きですが、秋田県は気温も高く、日照もあり、降水量も十分です。 ご安心ください。計画通りに高品質な野菜を豊洲市場にお届けできます。市場関係者の皆様、元気を出して夏を乗り越えてください。皆様どうかお体に気をつけて、お仕事頑張ってください」
とスピーチ。秋田県のPRをなさいました。

ミスフレッシュ秋田 伊藤京華さん
決意を表明する伊藤京華さん (JA全農あきたのホームページから)

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