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安全安心に出荷します!
2019年3月20日(水)
3県合同キャベツPR開催
千葉、神奈川、愛知の3県のJAグループが3月20日(水)、合同でキャベツのPRイベントを開催しました。今後の出荷量が安定していることをアピールするもので、 弊社社員食堂でもキャベツメニューを提供するなど、 積極的な販売促進活動が展開されました。
キャベツ拡販へ、3県が連携して活動
神奈川県、千葉県、愛知県はキャベツの主力産地で、その出荷量の多さでも知られています。この3県では、長年にわたり、双方の栽培状況に関する問題点や改善点など、月に1回程度の情報交換をしているそうです。
ある仲卸の方は、「まだ朝晩が冷え込むこの時期に、甘みのある温かいスープは元気が出る」と話され、買い出しに来たある八百屋さんは「うちのお客さんに食べ方を教えてあげないとね」と話されていました。
今回は調味料メーカーであるキユーピーの協力のもと、「春キャベツのコールスロー」「春キャベツの温かい白湯スープ」を試食として振る舞われました。
暖冬の影響で、2週間早い生育
JA全農かながわの岸山毅課長が挨拶に立ち「神奈川の春キャベツは暖冬の影響で2週間生育が進んでおり、例年より速いペースで出荷が始まります。これからどんどん売り込みをかけていきたいと思います。販売環境は厳しいですが、生産者は品質重視で取り組んでおりますので、販売をよろしくお願いします」と話しました。
三浦半島産キャベツは「三浦野菜」ブランド。全国有数の露地野菜産地としても有名です。「早春キャベツ」と「春キャベツ」の2種類あります。
千葉県では年間で約850万c/sを出荷
JA全農ちばの高橋賢太センター長は「千葉では年間で約850万ケースの出荷計画をしています。低化学肥料を使用するなど、安全安心に取り組んでいますので、販売の方をよろしくお願いします」と挨拶しました。
千葉県は全国第3位のキャベツ生産量を誇ります。中でも銚子のキャベツは品種にこだわり、やわらかく甘みの強いことが特長です。
これからは春キャベツ、まだ冬キャベツも
JAあいち経済連の大野真之様が「本日は3県合同でキャベツのPRをさせていただきます。おいしい試食もご用意しています。キャベツの本格的な出荷が始まります。これからは春キャベツですが、まだ冬キャベツもあります。安全安心に留意して出荷しています。今後も安心して食べていただけるよう出荷してまいります」と挨拶しました。
愛知県のキャベツの出荷量は全国1位で、15%以上のシェア。土壌や時期に合わせて、約30の品種と栽培方法を組み合わせて栽培しています。
弊社社員食堂で限定メニュー
豊洲市場青果棟2階にある弊社の社員食堂で、神奈川・千葉・愛知の春キャベツを使った限定メニューが登場しました。朝定食として「肉野菜炒め」が提供されました。
また3県のキャベツの食べ比べスペースでは、蒸し調理や焼き調理など6種類が並べられ、大勢の人が試食しました。弊社社員食堂は、市場関係者の方ならどなたでもご利用いただけます。