産地トップセールス
豊洲市場初の果実トップセールス!
2019年2月15日(金) 和歌山県JA紀の里・紀の川市トップセールス開催
豊洲市場初となる果実のトップセールスが、2月15日(金)に開催されました。和歌山県のJA紀の里、紀の川市が主催となって、キウイフルーツと八朔の試食宣伝を行ったもので、JA紀の里の𠮷田哲男組合長、中村愼司紀の川市長、生産者や産地関係者が出席し、熱いアピールをしました。
キウイフルーツと八朔の販売促進
今にも雪が舞ってきそうな寒い朝、青果卸売場のフレッシュ・ラボの前で、和歌山県紀の川市長、JA紀の里の組合長ら産地関係者が来場され、全国に誇るキウイフルーツ、八朔のトップセールスが6時45分から行われました。
試食品となった八朔の食べやすいカットの方法や剥き方をJA紀の里の皆さんが実演。意外と簡単に分厚いい皮が剥けるのを見て、集まった仲卸や買参人の皆さんは驚かれていました。
八朔の食べやすいカットの方法など、ビデオでも紹介しています。
野菜ソムリエさんが栄養価を説明
試食宣伝会に集まった市場関係者を前に、野菜ソムリエの田中党子さんが、八朔とキウイフルーツの栄養について説明しました。 田中さんは弊社でもお世話になっている野菜ソムリエさんで、企画開発などのプロジェクトにも参加していただきました。
八朔はビタミンCや発がん物質の解毒作用がある注目のオーラプテンなどについて、八朔の苦味成分のナリンギンは、血中脂肪を分解、免疫力をアップし、抗アレルギー作用も期待され、薄皮の部分に多く含まれるそうです。 キウイフルーツはビタミンCやカリウム、食物繊維のほか、タンパク質分解酵素のアクチニジンが含まれていることを分かりやすく説明、関係者の関心を高めていました。
紀の川市長、JA紀の里組合長がご挨拶
産地を代表して、JA紀の里の𠮷田哲男組合長、中村愼司紀の川市長がご挨拶しました。
八朔の収穫量は全国で3万4,655t、和歌山県は2万5,287t (いずれも2016年農水省調査)、シェアは70%以上でダントツの日本一。和歌山県の中でも紀の川市は主要産地で、甘みと苦味、酸味のバランスがよいと評判です。
キウイフルーツも紀の川市の主要農産物で、和歌山県の収穫量は全国第3位の年間で4,060t(2017年農水省調査)。
紀の川市は県内一の産地。11月中旬に収穫したキウイフルーツを、JA紀の里では、収穫後、低温貯蔵庫で貯蔵し、追熟させて出荷します。糖度が高いことでも知られています。
キャラクターも元気いっぱいPR
会場を盛り上げていたのが、紀の川市のフルーツキャラクター、プルプル娘。この日は、キウイフルーツの「きうぷる」と八朔の「さくぷる」が販売促進の応援にきていました。
ぷるぷる娘は全部で6キャラクター。6姉妹でフルーツ王国の紀の川市をPRしています。
フレッシュ・ラボの前には大型ディスプレイが設置され、紀の川市を紹介する、様々なビデオが流されました。
この試食販売会の様子は、SNSにも数多くアップされていました。