INTERVIEW ①
野菜第4部第2課 係長
海老澤 和彦
EBISAWA KAZUHIKO
キャリア
- 2013年4月
- 帝京大学法学部から新卒入社
- 2017年4月
- セリ人となる
お客様がやり※1を出しやすいよう、歌うようにやりたい。
私の部では、豊洲市場ならではのつま物類や、ハーブ類、伝統地場野菜、こだわり野菜、輸入野菜を扱っています。こういった青果物を産地からお預かりして、セリ人として朝6:30から競売を行い、競売をしない青果物に関しては相対で販売を行います。セリをする時に注意していることはリズムです。お客様がやりを出しやすいよう歌うようにできるように勉強中です。
※1:セリの時、買い手が指で価格を表すサイン。手やりのこと。
Q. セリ人資格をとったときのお気持ちは
いかがでしたか?
一回で合格できた安心感と、セリ人番号で販売ができる嬉しさがありました。そして今までは先輩の顔で産地にも、お客様にも繋がっていけましたが、これからは独り立ちしていかなければならない責任とプレッシャーを感じました。
Q. 産地や買参人の方から学んだことは?
産地研修で実際に泊まり込みで作業させていただいて実感できたのですが、産地に行って、生産者の皆さんがどんな想いで作られ、思いもかけない難しさやご苦労があることがわかりました。
仲卸業者さんなど販売の最前線の立っておられる方々からの商品に対する生の声を産地に届けることも大切で、産地と買参人の架け橋となるセリ人になりたいと思います。
Q. 東京シティ青果の魅力や働きやすさはいかがですか?
築地市場時代からの歴史と伝統を引き継いだ江戸っ子気質の方々と、面倒見のいい先輩方ばかりなので、毎日が楽しく、とても勉強になります。魅力ですね。
そして働きやすいと感じています。有給休暇など、上長から積極的に取得を勧めてくれますし、テレワークの推進やフレックスタイムの導入など働き方改革も進んでいます。
Q. これからこの業界に入る若い人に向けてメッセージを。
私が働く豊洲市場は、最新の設備と安全な環境があります。これからの青果卸売業界の未来がここにあると思います。
今まで会ったこともないような人とたくさん会い、行ったこともない日本全国の場所に行けます。何より、私のように農業に関する経験がなくても、入社のスタートラインは一緒です。楽しみに来てください。お待ちしています。