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卸売場に置かれた大中小の宝船
挨拶する弊社社長の鈴木敏行
一本締めの音頭をとる鈴木敏行
売り場中央に置かれた船首に干支が飾られた特大の「宝船」

市場は社会の大事なインフラです

令和4年の「初市」が、1月5日6時15分から卸売場で行われました。今年も新型コロナウイルス感染症を防止するため、マスクの着用やソーシャルディスタンス、検温カメラ・モニターの設置、大声を出さないなど、きめ細かな対策を参加者に徹底して実施されました。

弊社代表取締役社長の鈴木敏行による初荷のご挨拶です。
「年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。あらためまして新年あけましておめでとうございます。
昨年は一昨年同様コロナ禍がなかなか収まらず、何度となく緊急事態宣言が出され、大変な年でした。また、昨年末、海外からオミクロンという新しい株が入り、昨日も東京で増えてきて、今年もまだまだ先が見えない厳しい環境になると思います。
そんな中、商売におきましても一般野菜の大暴落、果実におきましては温暖化による早い開花で遅霜被害により2割、3割の減ということで、野菜安、果物高で推移しております。
不透明感はこれからも当分続くのではないかと思っております。
年初でまずやりたいことは、昨年来続けておりますが一致団結してクラスターを出さない、市場は社会の大事なインフラだと気を引き締めていきたいと思います。
シティ青果は新しいグループの傘下に入り、シナジー効果を得て、将来を見据えて頑張っていきたいと思っています。今後いろいろあると思いますが、皆様のより一層のご支援、ご鞭撻を賜りまり、精一杯やっていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします」。

挨拶に続き、市場関係者の皆様と恒例の一本締めを行いました。

その後、五穀豊穣や商売繁盛を願って野菜や果実が盛り込まれた「宝船」がセリにかけられました。今年は特大が1隻、豆が16隻、小が9隻の26台が並べられ、次から次へと競り落とされました。特大サイズは最高値の50万円で、今年もかねす鈴屋さんが落札しました。

色とりどりの野菜が盛り込まれた小サイズの「宝船」