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厳しい環境の中、社会人としてスタート

4月2日(木)、東京シティ青果の令和2年度入社式が、弊社会議室で開催されました。
今年度は21名の新入社員を迎えました。

新型コロナウイルスの影響を考慮し、入社式の時間を10分程度に短縮、出席者全員が手指消毒を徹底し、常時換気した上で、出席者の距離を離して行われました。

入社式は役員の紹介の後、新入社員が一人ずつ自己紹介に立ち、無事に終了。社会インフラを担う社会人として独り立ちできるよう、新入社員はこの日から研修に入りました。

社長の挨拶は以下の通りです。

「入社式にあたり、私達も経験したことのない環境で、入社式を開催することを迷いましたが、けじめの一歩として簡素化して行いたいと思います。
新入社員の皆様、入社おめでとうございます。役員一同心より歓迎申し上げます。

私から2点ほどお伝えしたいことがあります。東京シティ青果は、農水省、経産省、東京都からの要請により、緊急事態宣言が出されても市場は閉められないという、大事な社会インフラであることを認識してください。
6月には市場法が改正されます。様々な課題をかかえておりますが、もしこの市場機能がなくなったら、大混乱が起きます。
今後、市場外流通は増えると思いますが、多種多様な青果物を仕分け、配送などはできません。東京をはじめ、全国のそれぞれの市場においても独自性をもった進め方が課題であると考えております。

これから研修後、各部署に配属されますが、営業部門であれば自分の部にどんな商品があり、どこの県で、どのような作り方をしているのかを知っておいてください。
私は常日頃、健康は食からと思っています。これから大切なことは、その商品の機能性を知り、商売につながるようにどうアピールできるかにあります。

厳しい環境からのスタートとなりますが、一般企業、民間企業と違う、社会インフラであることに誇りを持ち、経済のV字回復に向け、大きな波を乗り越えて行きましょう。現在は非常事態ですので、体調には十分注意してください。
私からの歓迎の挨拶とさせていただきます。本日は入社、本当におめでとうございます」