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オープニングセレモニー
(一般社団法人 豊洲市場協会HPから)
市場小路「マルシェ」風景
豊洲場下町「フードホール」風景
スイーツ専門店「にしかわ」
軒をつらねる江戸前寿司店

豊洲市場の5街区に、賑わいを呼ぶ商業施設が誕生

1月24日(金)、豊洲市場の5街区(青果棟前)に、商業施設「江戸前場下町」がオープンしました。豊洲市場から仕入れた海産物や果物を使った飲食店、物販店など21店舗が、江戸前をテーマに出店、賑わいを創出するスポットとして期待されています。

前日23日の午前に、小池百合子東京都知事、山﨑孝明江東区長、来賓として市場関係者らが出席してオープニングセレモニーが開かれました。小池知事は「21店舗の営業が豊洲市場との相乗効果につながる。東京オリンピック・パラリンピックに来た内外のお客様に、食を楽しんでもらうスタートになる」と挨拶。山﨑区長は「江東区の新しい観光拠点に」と話しました。

「江戸前場下町」は、床面積約730平方メートルの地上1階建て。施設は、お寿司や海鮮焼き、ラーメンなど、日本の食が楽しめる「豊洲場下町(フードホール)」、出汁や漬物、佃煮、まぐろ、スイーツなどのお土産が買える「市場小路(マルシェ)」、イベントなどが開かれる憩いの場「江戸前広場(多目的広場)」の3つのゾーンで構成されています。スイーツショップは、青果仲卸丸大一さんが「にしかわ」の名で出店しています。この季節のオススメはいちご大福。

オープン当日は朝から長い行列ができ、大勢の人で賑わいました。豊洲市場の関係者と国内外の観光客、地域住民との交流の場にしたいという願いは、観光客に混じって、子どもを自転車に乗せて訪れる地元の母子の姿や、フェイスブックやインスタグラムに地元の方々からの投稿が多いことから早くもその効果が現れていると感じられます。

豊洲市場には、場内にも39店舗の飲食店、約70店舗の物販店があり、合わせて楽しむことができます。

なお、この「江戸前場下町」の営業時間は朝9時から夜6時(一部店舗は夜9時)となっています。また、2023年春に開業予定の「千客万来」施設ができるまでの約3年間の限定営業となっています。

店舗などの詳しいことは下記のURLをご覧ください。
http://edomaejokamachi.com/

江戸前広場「多目的広場」風景
11店舗が並ぶ「マルシェ」
あぶり餅や豆大福が食べられる「北斎茶房」