「広がる豊洲」をテーマに19社77品目の出展
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青果育種研究会主催、東京シティ青果(株)協力による、令和最初となる第160回品種見本市が6月29日(土)に、豊洲市場で開催されました。
今回は、昨年10月11日の開場とともに、全国から注目されている豊洲市場に焦点を当てた「広がる豊洲」をテーマに、種苗会社18社・資材会社1社による77品目が出展されました。
会場には出展各社が開発した新品種や今年推奨する品種が一堂に会し、仲卸やバイヤー、小売などの市場関係者に紹介、試食宣伝されました。
12時から始まった見本市では、岩澤均育種研究会会長(東京千住青果(株)代表取締役社長)と弊社代表取締役社長の鈴木敏行が挨拶。日本の農業の今後に向けた取り組み、生産者の収入増大に向け、新品種の活用と青果市場の役割の大切さを訴えました。
また(株)ベジアートの古川愼一代表取締役社長を講師として、「次世代型農業を始めた訳」と題するセミナーを開催、日本のトマト消費拡大に向けた講演を行いました。あわせて1階卸売場で、出展各社と並んで商品の紹介を行いました。
1時半過ぎから出展各社がフレッシュ・ラボの周りに設置されたブースで試食やその品種の説明などを行い、集まった市場関係者や実需者との情報交換も盛んに行われました。