完熟朝採りの徹底で、特秀品率は驚異の44%!収穫量全体の4割以上が最上級ランクというのは、他所ではちょっと考えられません。その検査の厳格さたるや、あまりに基準とかけ離れたものを持ちこむと没収というのですから、ハンパじゃありません。だからこそ可能な絶対的自信をもつ桃。それが、「春日居の桃」です。
「おとっとき」とは、甲州地方の方言で「とっておき」の意味。松里支所で採れる全750トンの桃のうち、この「おとっとき」に分類されるのは、最上位のわずか3%。まさに文字通り「おとっとき」なのです。そこまでしてでも、大切な人には真心をこめたおもてなしをしたい… それが松里流のおもてなしです。
あまりに栽培が難しい、生産者泣かせの桃。それが「浅間白桃」(品種名)。その美味しさたるや、歴代多くの業界人が先輩から「一番うまい桃は、浅間白桃」と教えられてきたことからも伺えます。大藤はその浅間白桃発祥の地なのです。その大藤におけるトップブランドが、「粒ぞろい」。今回は栽培の難しさ故に生産者が減少しているこの希少種に限定して『大藤の粒ぞろい』をお届けします。
桃は種よりも皮に近い方が甘みが強いのもの(だから食べる際は、なるべく薄く皮をむくのがコツ。または皮ごとガブリ!)。光センサーで糖度計測する際も、表面だけを計った方が確実に高い数値が出ます。しかし、透過式光センサーは表面だけでなく、中心部に近い果肉の糖度まで計ります。中までしっかり美味しさがいき渡った、特に秀でた桃を夏の旬にご賞味いただく… それが山梨支所「旬夏秀桃」の心意気です。
JAフルーツ山梨管内で最も標高が高い場所にあるのが、ここ神金支所。日本百名山の1つに数えられる大菩薩のお膝元にある園地は、標高およそ550m。燦々と降り注ぐ陽光に恵まれながらも、高冷地ならではの大きな昼夜の寒暖差が、この地の桃を一層甘美なものにします。名峰の麓の清浄な空気が、神金の桃に命を注ぎこみます。