第5回 豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(2017.3.19)

第5回 豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議(2017.3.19)

2017.4.7

第5回豊洲市場における、土壌汚染対策等に関する専門家会議(3月19日開催)の概要を掲載します。

今回は以下の4項目について専門家会議の評価がなされました。

(1)第9回地下水モニタリング調査の確認
 第9回地下水モニタリング調査の結果を確認し、ガイドラインに則って行われたと判断し、
 結果の取り扱いについて暫定値から正式な値とする。

(2)第1回~9回の地下水モニタリング
 各回、各街区の作業方法および保管方法等に問題はなく、分析結果は有効である。

(3)第9回地下水モニタリングで基準値を超過する井戸が急増した原因
 ・地下水管理システムの稼働により、間隙水が透水性の良い部分に移動や、
  帯水層中に残存していた油分の移動したことによる可能性がある。
 ・土壌汚染調査や底面管理で把握できず、土壌汚染対策後も局所的に土壌汚染が残存していた可能性がある。

(4)地下ピットがある状態の評価とリスク管理上の対応策
 ①リスク
  ア、地下水経由のリスク
    地下水を飲用その他の利用はない為、問題は生じない。
  イ、汚染土壌の直接摂取によるリスク
    直接摂取の可能性はなく、問題は生じない。
  ウ、室内空気経由のリスク
    地下ピット内の空気が、建物一階部分に侵入している可能性はないと考えられるため、
    現状において問題は生じないと考えられる。

 ②リスク管理上の対応策
  将来の可能性を考慮し、リスク管理上の対応策として、対策や、管理の議論をする。
  具体的な対応策については、さらなる調査や議論を踏まえて、今後検討していく。

  ア、水銀等の地下ピット内への侵入防止策
    床面に遮蔽効果のあるシートや膜を敷設、床面の下に換気層を設ける。
  イ、地下ピットの空気中水銀濃度の上昇防止策
    換気(自然換気、機械換気)、地下ピット内の浄化(浄化装置)
  ウ、建物一階部分の空気中水銀濃度の防止策
    建物一階部分の機械換気の強化、建物一階部分の空気の浄化(浄化装置)
  エ、その他
    地下水に関する対応策として、地下水管理システムの機能強化について検討。